リレット「PUPI、リペアユニット作動。マモルさんの家を修復するです!」
マリア「ついでに、わたしたちの宇宙船もね」
PUPI「了解」
ゴゴゴゴゴ……
地下から小さく地響きが来る。
マモル「わー……」
超高速でビデオを早回ししているみたいに、光に包まれながらもの凄い勢いで壁が作られていく。
マモル「すげえ……さすが宇宙のテクノロジー……光ってるよ……」
すぐに家のようなシルエットが浮かんだ。光っていて見えないけど。
それがどんどん膨らんでいき……。
マモル「って、膨らんでるよ!? おいおい!」
リレット「あっれー? もしかして私、やっちゃったー?」
マモル「やっちゃったって、お前……なっ!」
マモル「なにこれ!? なにこのデザイン!? どゆこと!?」
そこには、今までの家とは似ても似つかない、超未来的な家が建っていた。