調査報告書4 イベントCG その4

才華「まったく、危ないじゃありませんか。ちゃんと前を見て歩きなさい」
 ゆうき「ご、ごめんなさい」

  ぶつかって転びそうになった所を、才華さんに腕をつかんで助けられ。
  気がつくと、こんな体勢になってしまっていた。

 ゆうき「と、とりあえず下ろして――」

  もにゅっ。

 ゆうき「ひゃあっ!?」
 才華「え?」

  もにゅっ。

 ゆうき「んひゃっ!」
 才華「はい? どうされましたの?」

  さ、才華さんの右手が、ヘンな所に当たっていた。
  しかも彼女はそれに気づいてなくて、バランスを取るため力を入れ――

  もにゅもにゅ。

 ゆうき「んあっ、ちょっ! タ、タンマっ! それはタンマっ!」
 才華「あ、暴れないでください」

  もにゅもにゅもにゅ。

  身をよじると、彼女がぼくの身体を支えようとして、
  例の場所がより強く握られるという、イヤな悪循環が発生していた。

 ゆうき「ちょっ、待った、それはさすがに……っ!」
 才華「もうっ、ほら、おとなしく――て、あら? なんですの、これ?」

  ようやく自分が『なにかヘンなモノ』をつかんでいるのに気づいたらしい。

 才華「――てっ! こ、これ……!?」

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