落ちこぼれ陰陽師。イケメン好色家。
晴明に全てを奪われ蹴落とされると、晴明との全面衝突を決意した。陰陽師の力の象徴である式機甲召喚ができず、学園ではおちこぼれとして扱われている。

自信家だが、よく策に溺れる策士で、穴のある作戦も、上手くいくと信じてＧｏを出すにも関わらず、失敗すると慌てる。怒る。
ウッカリをたたき売りするうっかり屋なのだが、基本的にすぐに次の作戦を立てる切り替えの早さと、機動力を活かすことの出来る人物なため、うっかり生き残ってきた。
行動理念が下半身にあることが多く、女性がらみになると手がはやい。
ただ、落ちこぼれである自分に手を差し伸べてくれた道長だけは例外で、気持ちがない以上は絶対に手を出さないと心に誓っている。

道満が、晴明によって女学園化されてしまった学園に潜り込むために、五月姫の協力により女装した姿。
特殊な呪術を用いた女装セットで変装しているため、おっぱいの感触も本物で、声も変わっておりそうそうバレない完璧な仕様。
道満本人も女装での潜入を楽しんでおり、積極的に女性として振舞っている。
しかし、生来男であることと、そのカッコイイ系の見た目やサバサバした性格から、学園生たちから「お姉様」と呼ばれ慕われている。

道長の従妹。バストは残念。頭も残念。たまに日本語も残念。全体的に残念な成分で構成されているが、矛の腕前だけは天才的。 感覚と才能で生きているため、努力が嫌い。努力、カッコワルイ。けれど、正義と友情は好き。ジャスティス、カッコイイ。 一方でカワイイものも大好きで、部屋はファンシー一色に染まっている。

無実の罪で京を追われた道満を慰めるはずが、こまされて道満の女に。マスターと呼ばされたり、敬語を強要されたりしている。
下僕のような扱いを受けているが、どんな扱いでもマスターラヴ。

本来の名前は酒呑童子。大江山を統べる、鬼の首領。 褐色肌で豊満な体つきの、関西弁らしきものをしゃべる姐御肌の女。
妖怪たちが王と崇めている実力者で、晴明も下手に手出しが出来ない。
鬼族は、妖たちの中でも最強を誇る一族で、彼らは通称「角持ち」と呼ばれる。
角の本数がその鬼の強さを示しており、本数が多ければ多いだけ強い。１、２本が基本だが、朱・は５本所持しており、スペックの高さがうかがいしれる。

酒と食事が大好きで、何事も楽しければそれでいい。
よく笑い、よく食べ、よく飲み、よく寝る。それが大事。
角を優しく撫でられると感じてしまう。
平安京最強の剣士と名高い源 頼光とはライバル関係にある。

本来の名前は茨木童子。朱・を「お嬢」と呼び慕う、大江山のナンバー２。
当時最強とウワサされる角持ちであった朱・に挑み敗れて以来、その強さと心意気にほれ込み、常に傍らに控える忠臣。
寡黙で多くを語らず、漢気を以って忠を尽くすその姿は、大江山の多くの妖怪に信頼されており、実力・人気ともに大江 朱・の右腕として名を響かせている。

見た目に似合わず釣りや料理、裁縫から散髪と多くの趣味を持ち、多才な一面も見えるが、すべては「お嬢」のために身に着けた特技。

女の子にしか興味がない、天才と謳われる最強の陰陽師。 出来る女でクールビューティーだが、人当たりのよさで誰からも好かれている。
しかし、本当は猫をかぶっているためその腹は黒く、口の悪さと悪どい笑みは天下一品。
本性を見た者はそのギャップに衝撃を受けるという。
基本的には完璧超人だが、実はスタイルだけは残念でいつもパッドを入れている。

道長に気に入られている道満が気に食わず、罠に嵌めて平安京から追い出し、それを機に学園を女学園化してしまう。

晴明の師・保憲の娘で、晴明と共に学んだ陰陽師。
陰陽師としての実力は相当なものだが、同期であり同門でもある晴明と比べられることが多く、大きな実力差を本人も気にしている。
学園では明るく面倒見のいい気さくな性格で、学科を隔てず友人も多い。
おっちょこちょいな面があり、勘違いで暴走することもしばしば。
照れ隠しから現れるツンデレ要素や、頭がいいのに単純なせいでからかわれることも多い愛されキャラ。

道満とは元・陰陽科のクラスメイト。
その性格から、当時の周囲の道満の扱いには、心の底で嫌悪感を感じていた。
満子として潜入してからも、妙な縁から友人となる。

摂政・太政大臣。才女。
やわらかい印象を受ける、お嬢様。
あまり裏表のあるタイプではなく、責任を持ちつつもはっきりと発言をする。
一応、外では気を張っているらしく、キリッとしていようと努力している。
しかし、油断するとふにゃっとなってしまう。
権力争いの中で育ち、常に誰かに守られ、道を用意され続けてきたため、自分で戦える力をうらやましいと思っている。
一度陰陽道を学ぼうとしたこともあったが、才能に恵まれず断念している。

蹴鞠で振舞われる椿餅が好きで、よく観覧に赴く。蹴鞠自体はそう好きではない。
顕光とは従妹同士で、仲良くしたいと思いながらも上手くいかずに悩んでいる。

平安京で１、２を争う、晴明すら一目置く、武術の達人。
幼い頃から家督を継ぐために男として育てられたせいで、マジメで男らしい。
しかし、心の底では女の子っぽくなりたいと願っていて、どうすれば可愛くなれるのか、日々考えていたりもする。
軽い軌道予見による先読みと、磨かれ抜かれた剣術、小柄な身体が生むスピードを活かした柔よく剛を制す戦闘スタイルを得意とする。
非力な人間の身ながら、技術で以って、圧倒的なパワーを誇る妖を倒してきたが、完全に勘やセンスで戦う朱・相手には通じず、不敗伝説に土を付けられた。
必ず倒すと心に決め、いつか再び刃を交える時を待っている。

朝廷軍特殊治安管理官。
検非違使と見間違う役職名だが、治安管理官は、朝廷上層部によって行使される。
仕事自体は、否認可裏稼業の取り締まり。
ギャンブラー。ちんちろりんが得意。
サイコロで鬼から女を奪った男。
ことサイコロを使った賭けごとにおいて、負けを知らない強運の持ち主。
ひょうひょうとしているが、腹黒い。
他人を自分のいいように誘導するのが得意。

京の東の山脈に棲まう、山岳民族を束ねる人物。
後に忍と呼ばれることになる、志能備の頭領。
四気という力を行使すると言われている。
これは、金気、水気、風気、隠形気のことで、
金気は金属、すなわち刀剣や暗器等の使用を表し、
水気は術を、風気は跳躍力を、隠形気は隠密性を表す。
隠形気は怨京気とも記し、これは京への怨みを持つ者を制する意味を持つ。
敏捷性と技術を活かした戦いを得意としており、身体能力はかなり高い。
千方の顔は常に隠されており、一部しか素顔を知る者のいない、謎の多い人物である。

志能備軍所属の、志能備。
志能備の仕事の中では、直接的な戦闘に長じており、暗殺術は超一流だと言う。
千方の片腕だとか、懐刀だとか言われる、実力者。
あちこちで目撃談が存在するが、その内面的特徴を話すと、誰もが口をそろえて「それは自分の知っているその女ではない」と言われるとか。
どうやら亡霊であるらしい彼女は、なにやら朝廷への恨みを募らせている。
朝廷をかぎまわっているのは、どうやらスパイ行為中のようだが……？

自称天才の、“謎の”妖術使い。
ドミノマスクをかぶり、高笑いしながら現れる。
当然のように戦車の蜘蛛丸を駆り、攻撃管制の夜叉丸を従える。
これでも、本人はマジメに正体を隠しているつもり。らしい。
「通りすがりの正義の妖術使い」と名乗るが、正義で妖術とはこれいかに？
しかし、正義の味方を気取っていても、やることなすこと悪役の方向を向いてしまう。
好きな物はやきそばパン。紅ショウガ入りはキライ。

その昔、最強を誇った、朝廷の剣士。
平将門の乱にて、不本意ながらも朝敵とされてしまい、首をはねられ討ち死にした。
脅威的なタタリを残したものの、朝廷がタタリを逃れる術を編み出したため、タタリが行き場を失い、将門を亡霊としてこの世に引き戻した。
今でも武勇に優れているが、左手で己の首を抱えているため、その力は半減している。
それでも、現・平安京最強の剣士、源頼光と肩を並べるとか。
己の首が祀られている首塚に集まった亡霊たちの頂点に立つ。
ちなみに、これでもちゃんとご飯は食べる。
飲み込んだ物がどこに消えていくのかは、定かではない……。

朝廷によって謀叛の罪で左遷され、失意の内に死を遂げた怨霊。
怨みが募り、亡霊としてこの世に舞い戻った。
同じく怨念を抱く亡霊が集まる首塚に、将門より先に寄りつく。
その際、入鹿と意気投合し、以来長きにわたって付き添っている。
頭がよく、策士としてもそれなりに優秀。
自信過剰だが、異常な照れ屋。
典型的なツンデレ少女。
戦はあまり得意ではないが、いざという時は、手足のように動く“飛び梅”を操り戦う。

あと、よく噛む。

乙巳の変で、中大兄皇子や中臣鎌足の手で暗殺されるも、亡霊となりこの世に舞い戻る。
その後、吸い寄せられるように首塚に棲み付いた。
本当は争いはあまり好きじゃないが、朝廷と戦う仲間を助けたい一心で、戦いに参加している。
非常に人見知りで、恥ずかしがり屋の女の子。
会話がたどたどしいが、せっかちな道真とはなぜかウマが合っている。
また、将門のことは信頼しているし、尊敬もしている。

天人と書いてあまちゅ。天邪鬼のことで、やたらちんまい不思議な少女。
冥土カフェ・極楽の用心棒として雇われていて、先生と呼ばれている。
時代劇の先生は弱いからとか、ちんまいからといって油断すると、そのちいちゃい体が生み出す無限大パワーで、痛い目をみることに。
力を半分ほど失っており、今でもパンチで人を砕く力の持ち主だが、絶頂期は指先ひとつでダウンさ。だった。
ちいちゃいことを気にしており、バカにされると怒って自動販売機をブン投げる。
朱雀大路の空を舞う自動販売機の、なんと雅なことか。いとおかし。

妖術使い。
ロリっ子だけど天才。頭はいいがまだまだロリっ子。面倒臭がり屋。
カラクリ人形の開発にも長けていて、攻撃管制の夜叉丸、戦車の蜘蛛丸を操る。
道満とは、幼少時代からの知り合い。
数少ない、道満の過去を知る人物。いわゆる幼馴染。
変なアイテムを開発するのが得意。よくいろいろ譲ってくれる。
ただし、爆発したり役に立たない物が出来上がることも。
正義の味方が大好きで、ここだけは顕光と話が合い、よく盛り上がっている。

いつものんびりとした口調で話す、満子たちのクラスメイト。両親が薬局を経営しているらしく、常に色んな薬を常備している。
ボンヤリと抜けていそうな性格だが、気がつくと傍にいたりと意外にスキがない。
甘いものが大好きだが、少し腰周りのお肉が気になるお年頃。
最近はシルクロード伝来の大陸茶にはまっており、幸せを取るか我慢するべきか、今まで以上に悩んでいるという。
極度のレシピオンチで、常人では考え付かないようなレシピで料理を作る。
しかし、まれに遠い異国の料理を知らずに作ってしまうこともある辺り、
実は料理の才能があるのかもしれない。

がしゃどくろと呼ばれる妖。死者たちの骸骨や怨念の集合体。
巨大なガイコツの姿で、夜中にガシャガシャ音をたててさまよって、人間を見つけると握りつぶして食べると言われている。
がしゃ子の場合は、人間に恨みを持っているわけでもないし、何よりサイズも小さいため、人間に襲いかかったりはしない。

すごいネガティブ思考で、すぐに悪い方へ悪い方へと考える。ネガティブゲージがマックスになると、うっかりバラバラになるクセが。
見た目はガイコツだが、元々はすごい美少女。らしい。
寝ていると、人が集まってきたり、たまに埋められそうになる。
「ヤメテ！　生きてる！　生き埋めはイヤ！！」

鈴の付喪神。あちこちに鈴が付いていて、動く度に鳴り響く。
口数が少ないため、会話がうまく成立しないこともままある。
しゃべっても、ぽつぽつとしかしゃべらないが、感情は素直に表に出す。
純心無垢で、天真爛漫。
いつ発生したのか、自分がどういう存在かわかっていない。
ずっと独りなので、世間に疎く、いろいろわからない。

失った腕を探し求める、角持ちの少女。
現在、代わりとして、特殊なギミックの仕込まれた義腕が付いている。
２本持ちだが、義腕の力も相まって、３本持ちに勝るとも劣らない力を持つ。
平安京内部に棲み付き、夜の羅城門近辺を徘徊している。
朝廷や陰陽寮から、危険人物として追われているが、未だ捕まった例がない。
雪のように白い肌を持つ清純そうな外見とは裏腹に、熱くなりやすく、口が悪い。
出身は愛宕山。
今は宇治川にかかる橋の下で、河童の村長たちと仲良く暮らしている。

死体を運ぶことを生業とする、火車の一族。
車と名の付く物にはまたがらずにはいられない、車中毒の猫妖。
恩を受けたら必ず返せ、忠義に報いて義侠に生きる、というのが信念。
基本的に、けたたましくかしましい。
マタタビは怖い。いろいろわからなくなるから怖い。
マタタビ運転はもっと怖い。

式機甲を用いてお金を稼ぐ、法師陰陽師。
フリーの雇われ者で、国家公認の陰陽寮と違い、民間で活躍する違法な存在。
主に西方で活動していたが、最近京近郊で活動するようになった。
意欲的に仕事を取りにかかっており、赤い式機甲に乗る美人で通っている。
彼女に関わったことのある者は、皆一様にいい女だったと評している。
サバサバしていて、非常に付き合いやすいタイプだとか。
「自分の方が年上なのに、なんか姉さんと話してる気分だった」との声も。
どうやら、狙っている相手がいるようだが……？

角持ちの双子。
一本持ちだが、今も昔も外部の力を利用することが多く、二本持ちと変わらない力を引き出すことが出来る。
平安京内部で、冥土カフェ・極楽を営んでいる。表向きは普通のメイドカフェだが、裏では女の子が体を売るお店となっている。
店員の掛け声は、「お帰りなさいませ。人生お疲れさまでしたー」が基本。

最近巷でなにかと話題になっている、魔法少女マジ狩るツイン苦（くる）スタ→。
いわゆる変身ヒロインであるその二人組の正体こそ、善童と妙童である。
戦闘時は変身して戦い、悪を倒す。
悪を倒すと、助けた人から報酬をいただく。
正義の味方じゃ食べていけません！

鬼神と呼ばれる、最強種である角持ちの、さらに上位の存在。
その昔、アテルイと共に、朝廷の侵略からアイヌを守ろうと戦った。
しかし、坂上田村麻呂に捕縛され、朝廷の汚いやり口によって処刑された。
その後、アテルイと共に鬼神と化し、この世に復活する。
生前はアテルイと恋仲だったが、今の抜けがらのようなアテルイに興味はない。
全身に外殻をまとっており、外殻には鋭利なブレードを持っている。
しかし、鋭利過ぎて、切っ先に触れた物はスパッと切れてしまう。

角持ちのさらに上位にあたる、鬼神。
かつて、モレと共に戦い、坂上田村麻呂に敗れた、アイヌの統治者。
朝廷の汚い手によって殺され、後に圧倒的な力を持つ鬼神とて復活した。
しかし、鬼としての体に馴染んでいく内、憎しみが薄れてしまう。
今となっては、特に復讐は考えていない。
食っちゃ寝食っちゃ寝の毎日。
週刊誌が愛読書で、袋とじを開けるのが一番の楽しみ。
生前、モレとは恋人関係だったが、今では呆れられており、三くだり半を突きつけられた。

信太の森に棲みついてた、謎の妖狐。
現在は信太の森に姿がなく、どこに棲息しているかは定かではない。
一時期、平安京内部で目撃情報があったとか。
近年では、かなりあちこちで目撃情報がある。
人間にはあまり近寄ってこないらしい。
いい男には寄ってくるという情報もあるが……
とかくよくわからない妖として、有名である。

謎の陰陽師。
陰陽道だけでなく、剣術にも長けている。
近寄ればその剣が閃き、離れれば陰陽道による攻撃を受ける。
角持ちや陰陽師相手に、単身立ち回れる人物とされている。
が、近年、その姿を見せることはなく、いずこかに隠れ住んでいる。
異常なほどに強力な力を使用することが出来、特殊な術式と道具を必要とする、鬼門を開くという行為でさえも、その場でやってのける。
十八番は、この世に地獄の一部を顕現させること。