みんな、大変お待たせ。
御奈神村、舞台紹介をはじめるわよ。
私達の住む所と、黄昏のシンセミアのゲームシステムについて紹介するわね。

体験版やった人は時間も経ったしおさらい。
体験版やってない人は、どんなゲームなのか予習していってね。

なんで私が進行する事になったのかは……気にしないでね。
今まで公開されなかったのも、人気投票の結果からサイコロ振って進行役決めようとしてたからなんてのも、確かにどうでもいい話だもんね。

しかも上位3人は省いてるから、実質バツゲー……。
ちょっとちょっと!!
まだ今はユーザーさんには結果発表前なんだから! 変なことはいわないの!!

じゃあ……まずは……。



まずは駅前ね。
昔はとても古くて小さかったんだけど、最近になって作り直されてこんなに大きく綺麗になったの。
今じゃ御奈神村の中心地ね。
役場なんかもこのあたりにあるのよ。

孝介くんも村に来る時は電車を使ってきてたわね。


ここまで大きく綺麗になった背景には、今度近くの村と合併して市になるからっていう噂もあるわ。
そうなったら新しい市の窓口になるから、あらかじめ大きくしておこうっていう事ね。

駅前にはオープンカフェを始め、お洒落なお店も少しずつ増えてきてるわ。
でもその代り、力が入ってるこっちと、昔ながらの地元との差も出てきちゃってるわね……。



次が駅付近の大きなデパート。
ここができてから、買い物はすっかりお世話になっちゃってる感じかな。

といっても、出来た頃は大学に通っていたから、戻ってきたら「いつのまに!?」って感じだったけれどね。
年末年始の里帰りの時に、出来るらしいって話は聞いていたんだけど……まさか、ここまで大きいとは思わなかったわ。

中にはアミューズメントパークがあって、休みの日は大人から子供まで遊びに来てるわね。
沙智子ちゃんもよく行くんでしょ?


行くけど……って、引っ張り込まないでよ。
先生がやるページでしょ?


そうなんだけど、一人だと間が持たないから協力してよ。
後でアイス奢ってあげるから。

わかったわよ。でも、アイスうちで買ってよね。

買い物に来た時にちょっと寄ってくくらいかな。
翔子は好きみたいだけど、あっちは一人じゃ来ないから会う事も殆どないわね。


バス停と田んぼね。
これに説明なんかいらないでしょ。次々行くわよ。


神社の鳥居ね。
ここと境内、湖の説明は本編でいろはから聞くのが一番手っ取り早いわ。

それじゃ次は……。

まってまって! それじゃ紹介にならないでしょう。
長い石段だけど、上に行きましょう。


ここが春日神社。
昔からとても境内が広いのよね。お祭りを前提にしてるんだと思うけれど、いろはちゃんも分からないらしいから、もしかしたら作った当初はなんか目的があったのかもね。

ここで祀っているのは天女様。
彼女のお陰で村が出来て発展したんだって。
ふつーに当時の人たちが頑張ったんじゃないの?
そんな身も蓋も無いこと言わないの。


ここが天女が水浴びしていたっていう湖。
羽衣ヶ淵とか天女ヶ淵なんていわれてるわね。

地元の私達だと、単に湖だけど。

ここはいわゆる青池で水の色が青いのが特徴ね。
なんでそうなってるのかは良くわからないけど、一応飲んでも大丈夫みたい。
もちろん、飲まないに越した事はないけど。

山に面してるというか、殆ど山の中だから、動物の姿も見かけたりするわね。
お祭りの時だと湖の前でやる神楽舞もあるわ。

見ての通り照明がないから、その時はかがり火と松明だけを光源にして、巫女さんが踊るの。
とても幻想的だったわね……。

あたしはそっちはじっくり見たことないのよね。
夜遅いから、外に出ちゃダメなんていわれるし……。

おばあちゃんは昔、子供の頃にみた巫女さんの神楽舞があまりに綺麗で忘れられないなんて言ってるけど。
今はいろはがそれやってるのよね。



鳥居の前からバス停とは反対側の方に行くと川にぶつかるわ。
深さは、大体膝から太ももくらいかな?

梅雨明けしてからは雨が降ってないから、ちょっと水深が減ってるかもしれないわね。
深さは場所によってまちまちだけど、どこも流れは少しあるわね。

昔、大きな水難事故があって、その時は鉄砲水で川辺まで全部水に埋まっちゃったみたいだけど……。

すっごい昔の話でしょ?
誰か死んじゃったって聞いた記憶あるけど。

人が多いしあんまり深くないから、遊びに行く時は大抵上流かな。


その上流ね。
浅い所と深い所が混在してるわ。
滝壺の辺りや、右側の流れがなさそうに見える場所は妙に深くなってたりするわね。

岩場の辺りは魚が沢山いるみたいで、渓流釣りしてる人もいるかな。

さて、山の方はこれくらいかな?
下に戻りましょうか。


この辺りが住宅地ね。
私や沙智子ちゃんの家がある商店街から神社に行こうとすると、かならずここを抜ける事になるわ。

家と畑ばかりの所だけど、最近は空き地も増えてきたかな。
駅の方が便利だから、土地に執着が無い人は引っ越しちゃうのよね……。

あたしは大きくなっても引っ越さないわよ。
お店あるもん。


ここが本編で孝介くんがお世話になる、岩永さんのお宅ね。
翔子ちゃんの家庭訪問で来た事があるけど……それ以前にも、実は子供の頃に何度も遊びに来てたのよね。
その頃は皆神さんだったけど……懐かしいわねー。

先生が遊びにきて……何してたの?
え?
その頃はまだ先生じゃなかったから、本当に遊びにきただけ……。

子供の頃の孝介くんやさくやちゃんと遊んでたわよ。
庭で何か作ったり、探険したり、泳ぎにいったり……蔵の中を探険したり。

お正月は凧上げなんかもしてたわね。


さて、そろそろ終わりね。
家の中は本編、もしくは体験版で確認してみてね。
住んでる所だけあって、ゲーム中で一番多く出る背景だと思う。


商店街に戻ってきたわ。
といっても、アーケード街なんかに比べてちょっと寂しい雰囲気だけど……そこは田舎だから仕方ないわね。

ここのタカミ商店は子供の頃からお世話になってる所。
まだちっちゃかった頃の沙智子ちゃんとも、この頃からの付き合いなのよね。

あ、そうだ。はいアイス。
今日はどうもありがと。
いいわよ、別にこれくらい。

まあ、あたしはそんな昔なんてよく覚えてないから、先生は先生って感じだけど。
それじゃまたね。


さて……簡単に見てまわってきた舞台紹介だけど、どうだったかな?
御奈神村の雰囲気は伝わったと思うけど、建物の中やお部屋なんかは紹介していないから、そっちは本編で実際に見てみてね。


さて、次はゲームシステムの紹介にうつるわ。


まずは定番のコンフィング画面。
音声の詳細設定を選ぶ事で、個別の音声ON/OFFとボリューム調整が出来るわ。


こんな感じね。

音量に関しては録音する段階で気をつけてもらってるから、基本的にノーマルのままで構わないと思うわ。
でも、どうしてもこだわりがあるって人は使ってね。


次が今回も導入されたフローチャートシステム
そろそろあっぷりけの定番かしら?

今まで辿ったルートを目で確認できるわ。
そしてクリックする事で物語の途中から再開できるの。分岐も目に見えているから、選択肢を選びなおすのにも役立つわね。
基本的にそれ以上でも以下でもないから、使わないでも何の問題もないけれど……。


あ、そうそう。
今回はコンチェルトノートの時に比べて、幾つか改良点があるの。

■その1 フローチャート更新時にシステムにオートセーブ

前は一度エンディングを見る必要があったけれど、今回はフローチャートが更新された時点で記録されてるから、好きに戻って分岐のやり直しも出来るわよ。

■その2 フローチャートの頭だし

現在進行中のブロックもそのブロックを一度通ってる場合に限りクリックで先頭に戻れるわ。

その場合、フローチャートの説明にこんな文字が出るわよ。

大きな所ではこの2点かしら。
2つ目の改良は、御奈神村報に貰ったユーザーさんのご意見で実装できたの。
他に貰った物もあるけれど、システム面で安定しなかったりバグの元になりそうだったりで、次回に回す事になったわね……。

あ、そうそう。
フローチャートの日時表示や曜日の色分けなんかも、前作コンチェルトノートで貰ったご意見を反映されたものよ。
今回も、何かアイディアなんかがあったら、ドシドシ送ってね。
その場合は御奈神村報じゃなくアンケートハガキだと情報が残り続けるので助かるわ。

あっちだとページ自体が最終回があるし、数ヶ月、数年経つとメールフォルダの底の方に入っちゃうから……。



一見して同じフローチャート画面だけど、左下に注目。
これが追加の新システム。
■新機能1 シーン再生

ブロックにマウスカーソルを合わせる事で、その場面のオートプレイを流すの。
その場合、音声、SE、BGMが無いからあくまでブロックの中身を思い出すために使ってね。


次が、新システムその2よ。



■新機能2 付箋モード

左上の付箋モードをONにしてブロックをクリックすると、こんなウィンドウが出るわ。
試しにちょっといじってみるわね。

こんな感じでブロックにコメントや記号をいれられるわ。
吹き出しの表示位置は8方向
ブロックの中の文字も書き換えられるから、自由に変更してね。

お気に入りのイベントリストを作る時なんかに役立つんじゃないかな?

ちなみに1ブロックに8個まで。
全体の個数制限はないから、好きなだけいれられるわ。

でも……8個入れるとこうなっちゃうから、一つか二つくらいがちょうどいいかな……?


通常モードに戻る場合は左上の「付箋モード」をクリックしてOFFに戻してね。



さて……この付箋モードだけれど、こんな機能もついてるの。


付箋のインポート、エクスポートで自分の付箋を他人に配布したり、人のを入れたりできるわ。
よかったらプレイヤー同士の交流に使ってね。

あっぷりけ公式でもスタッフのを配信したり、ユニークな付箋の使い方やとても便利な付箋みたいなのを募集してコンテストを行う予定だから、楽しみにしていてね。


次がフラグメントシステム。

あっぷりけの第一作に搭載されていた物を、フローチャートに複合させたものね。
本編の別の視点やIFの物語を独立させて個別エピソードにしているわ。


条件を満たすと、画面の右上にこんな風にメッセージが出るの。
フローチャートのシステム画面に追加されているから、いつでも好きな時に移動できるわよ。

見ていないフラグメントは、こんな風にNEWの文字が付いているから参考にしてね。



基本的にフラグメントを見るタイミングはいつでも良いと思うわ。
でも、そのイベントの裏側の物が多いから、忘れないうちに見ておいたほうが話の繋がりがいいかも知れないわね。

唯一の例外は「IF〜〜」というタイトルの物。
これは外伝Hシーンみたいなものだから。


イベントによっては、フラグメントを見る事がフローチャート追加条件だったりするから、見忘れには注意ね。




大体こんな所かな。
もう発売まで間がないし、これで予習して本編を楽しんでね!

それじゃみんな。
黄昏のシンセミアの物語で会いましょう。



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