コンチェルトノート舞台紹介ーっ!
わーわーわー。
ぱちぱちぱち。
……どこかで見たことある出だしだな。
細かい事を気にしちゃいけません!
あんまり悩むと胸が育たないよ!
あっても邪魔なだけだ。別にかまわん。
遊んどらんで、さっさと始めぬかっ!
これより進矢が暮らす街を紹介していく。
たかが舞台説明じゃが、新情報ゆえ一部作品のネタ晴らしを含む。
そこは留意するのじゃぞ。
月光館だ。
私たちが暮らしている。
作中で学園と並び、最も多く登場する舞台だ。
わたし、住んでないよ?
そういう事もあるだろう。
アレの枝分かれは難解ではないが多岐に渡っているからな。
枝分かれ? 難解?
私立天都原学園。
創立120周年を迎えた、それなりに歴史のある学園だ。
時代と共に校舎は幾度も建て直され、創立時の名残は月光館くらいしかない。
りっちゃんが理事長をやってるんだよね。
まあな。
だが、学生が理事長を兼任するなど、世間や一部教師からすれば、正直物笑いの種にしかなっていないのが現状だ。
超法規的措置でやりたい放題!
気に入らない生徒や教師は首を飛ばし捲くり!
学園の地下に自分専用の部屋を用意してお気に入りの生徒を夜な夜な……。
なーんてコトは出来ないのかー。
今現在暮らしている国の名前を、そろそろ思い出した方がいい。
教室だね。
進矢くんの席は……っと。
私の隣だ。
タマがよく騒いでやかましい。
ぬしが言えた言葉かっ!
駅前だね。
買い物に街の外へのターミナルにと、幅広く使われてるよ。
電車通学する生徒もいるんだよね。
居る事は居るが、ほとんどが自宅通学や寮生だ。
だから住宅街から通っている。
こちらがその住宅街だ。
閑静な街並みで、病院など街の施設。女子寮もここにある。
ちなみに男子寮は公園を挟んで反対側だ。
それなのに月光館は男女共同なんだ……
昼間や土日は子供や家族連れで賑わうが、夜は治安が悪くなっているらしい。
敷地が広く、管理の目が行き届かないのが原因と思われるが……。
いかにもトラブル起こりますってフラグ立てないでよ〜。
手遅れだ。
コイツがいる時点でな。
ふふん。果たして問題はそれだけかの。
街中から学園への通学路を横に入ると、月光館へ続く山道……。
次に今里は『なぜ舗装されていないのか』と言う。
道幅も広いし人も住んでるのに、なんで舗装されてな……。
……ハッ!?
別に大した理由はない。
工事の手を入れるとその間の移動が不便になるからな。
ここもりっちゃんの私有地っ!?
山を登ったところにある神社だね。
学園や月光館からは、けっこう近いよ。
私有地の真ん中にある神社ではな。参拝客もいない。
たまに業者を雇ったり、小夜璃が折を見て掃除をしている。
いかにもタマちゃん絡みでなんかありそうだよね〜。
そうじゃな。
なにやら、あるかもしれんの。
月光館に帰ってきた。
以上で一通りは回ったか。
どうでもいい所と、致命的な場所は避けたが、大体の雰囲気は伝わったように思う。
りっちゃんの部屋とか、進矢くんの部屋なんかもスルーしたままだしね。
別に面白い物は何もないからな。
私のはともかく、進矢はせっかくの自分の部屋だ。
実際に見た時の方が喜びが増すだろう。
あれでは落胆ではないのか……?
さて! ざっとではありますが、コンチェルトノート舞台紹介。
いかがだったでしょうか!
わたしたちが暮らす街の雰囲気を、大体感じ取っていただけたかと思います。
幾つか見せられぬ所もあったがの。
これ
や
これ
など、いかにも曰くありげな雰囲気をかもし出しておるしの。
どのような場所かは本編を楽しみにしておれ。
では、また次の特別企画で会おうぞ。
ではな。
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