射精こそ伴わなかったものの、確かに絶頂した感覚が、脳髄を走り抜ける。
【葵】
「んはっ、あっ、乳首でっ、んっ、ボク、イっちゃっ……! んんぁぁぁっ……!」
【雫】
「わぁ……」
雫さんが攻めていた手を止め、絶頂に喘いでいるボクの顔を見上げてきた。
その目は、ハッキリと驚きを表すように丸くなっていて、
「本当に……、本当に胸だけでイっちゃうんですね……。
凄い……、葵さん、凄いです……」